チュンダの施食ー涅槃法要涅槃法要はお釈迦さんを追慕し、恩徳に報いるために行います。何故お釈迦さんは亡くなられたか? チュンダという鍛冶屋がお釈迦さんに食事を供養しました。 その食事が「きのこ」なのですがそれが当たったようです。 病が起こって赤い血を吐いたとあります。 普通ならチュンダを責めるところでしょうが、 お釈迦さんはそうしませんでした。 それどころか、弟子にこう語ります。 「師(お釈迦さん)はチュンダの食事によって亡くなった、 チュンダには利益がなく功徳もない。」 そう言ってチュンダを後悔させるものがでて来るだろう。 その時は言いなさい 「師はチュンダの食事によって亡くなった、チュンダには 利益があり功徳がある。そう師から聞きました」 何で利益・功徳があるんだろう? そう思いたくなりますが・・・ 最後にお釈迦さんはこう述べられました。 「与うるものに功徳は増し、心を正しく整えるものに うらみは積まれず・・・」 |